エンジンオイルを入れ過ぎたときの対処法

エンジンオイルが少ないと問題が起こることは知っているかもしれませんが、入れすぎてもトラブルやダメージの原因となる可能性があることをご存知ですか? 過剰なエンジンオイルが車に及ぼす影響を知りたければ、この記事を参考にしましょう。ここでは、余分なエンジンオイルがどれくらいあると問題が生じるのかと注意すべき兆候、入れすぎたときの対処法を紹介します。

知っておきたいこと

  • 余分なエンジンオイルが0.9リットル以上もあると、エンジンにダメージを与える恐れがあります。エンジンオイルの過剰を示す一般的な兆候は、マフラーから煙が出る、油圧計の値が上昇するなどです。
  • このような異常が生じたら駐車してエンジンを止め、オイルレベルゲージでエンジンオイルの量を確認しましょう。
  • 自動車整備の経験がない人は、すぐにオイル交換を依頼しましょう。
  • 自動車整備に慣れている人は、オイルチェンジャーで余分なオイルを抜き取るか、手動でオイルを排出させましょう。
方法 1
方法 1 の 5:

エンジンオイルを入れすぎると何が起こる?

  1. 1
    余分なエンジンオイルが0.9リットル以上あると、エンジンが損傷する恐れがあります。エンジンオイルを入れすぎるとオイルパン内の油位が上昇し、クランクシャフトがオイルに頻繁に接触するようになります。クランクシャフトは高速で回転するのでオイルが泡立ち、エンジン全体に均等に循環されなくなるかもしれません。[1]
    • 適切に潤滑されていないエンジンをかけておくと、あっという間にオーバーヒートして損傷する恐れがあります。 この問題には直ちに対処する必要がありますが、簡単なので心配はいりません。
  2. 2
    エンジンオイルの量がオイルレベルゲージの上限を数ミリ超えたくらいであれば、心配する必要はありません。エンジンオイルを少しだけ入れすぎたとしても、車は正常に動くでしょう。エンジンのトラブルやダメージを心配する必要はありません。特に対処しなくても運転できます。[2]
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方法 2
方法 2 の 5:

エンジンオイルが多すぎると何が起こる?

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    初めの兆候は、マフラーから煙が出ることです。オイル交換をした後バックミラーで濃い白煙が見えたら、その煙はマフラーから出ており、エンジンオイルが多すぎることが原因です。[3] その他の兆候は次の通りです。
    • オイルが燃えるにおい
    • 車体の下にオイルが溜まる
    • 油圧計の値が高い
    • エンジンがかからない、停止する、アイドリングが不安定
    • エンジンの異音(キュルキュル、カラカラ)
    • 加速が悪い、弱い
方法 3
方法 3 の 5:

エンジンオイルの量を確認する方法

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    平坦な場所に駐車してエンジンを止めましょう。エンジンオイルが冷えるまで5~10分間待ちます。エンジンオイルが多すぎると過熱しやすいため、エンジンを止めてすぐに確認しようとすると火傷を負うかもしれません。[4]
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    ボンネットを開け、オイルレベルゲージを探しましょう。通常、オイルレベルゲージはエンジンルーム前方のエンジンやオイルフィルターの近くにあります。黄色の取っ手や金属製の輪が突き出ているのですぐに見つかるはずですが、見つからなければ取扱説明書を参考にしましょう。[5]
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    オイルレベルゲージを引き抜き、ペーパータオルや布でオイルを拭き取ります。オイルレベルゲージの長くまっすぐな部分を拭いたら、よく見ましょう。オイルの量を正確に測定できるように、「L」と「H」の印がついています。[6]
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    オイルレベルゲージを差し込んで引き抜き、エンジンオイルの量を確認します。オイルレベルゲージの上下を見ましょう。オイルが付着している部分の上部が2つの印の間や刻み目が入っている部分にあれば適量ですが、「H」や印を超えている場合は多すぎます。上限を1~2ミリ超えている程度なら問題ありませんが、それ以上の場合は量を減らす必要があります(特に、オイルが燃えているにおいがする、煙が出ている、エンジンに異常が認められるなどの場合)。[8]
    • ほとんどのオイルレベルゲージには目盛りがついていないため、上限を超えている場合に過剰なオイルの量を正確に知るのは難しいでしょう。値を示す刻み目が入っているオイルレベルゲージもありますが、詳しくは取扱説明書を確認する必要があります。
    • 自動車整備ができる安全な場所にいる場合は、その場で対処できます。そうでなければ、近くで安全な場所を探す、家が近ければ家まで運転する、家や整備工場までレッカー移動するなどしましょう。
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方法 4
方法 4 の 5:

余分なエンジンオイルを抜く方法

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    運転するかレッカーで整備工場に移動して、オイル交換を依頼しましょう。オイル交換の方法を知っており、自分で行うことに抵抗がなければ自宅で行ってもかまいません。ただし、エンジンに損傷がないことを確認するために、できるだけ早く専門家に点検してもらう必要があります。[9]
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    自動車整備に慣れている場合は、ジャッキで車体を持ち上げて手動でオイルを抜きましょう。そのためには、必要な工具と自動車整備の知識が必要です。平坦な場所に駐車し、パーキングブレーキをかけましょう。ジャッキで車体を持ち上げ、車体がジャッキでしっかりと支えられていることを確認します(車体がぐらつく場合は不安定です)。車体の下に潜り、オイルパンの下に受け皿置きましょう。ドレンボルトをレンチで緩め、オイルパンからエンジンオイルを少し排出させます。最後にドレンボルトを締め、オイルレベルゲージでエンジンオイルの量を確認しましょう。[10]
    • エンジンオイルがまだ多すぎる場合は、この手順を繰り返しましょう。
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    オイルチェンジャーがあれば、それを使って余分なオイルを抜き取りましょう。オイルレベルゲージを引き抜き、オイルチェンジャーの電源を入れます。オイルレベルゲージが入っていた穴に吸引ホースを差し込み、下に受け皿を置きましょう。オイルチェンジャーのスイッチを入れ、抜き取ったオイルの量を確認しながら吸引します。時々オイルレベルゲージでオイルの量を確認し、適切な量になるまで抜き取りましょう。[11]
    • 適切な工具がない場合やオイル交換に慣れていない場合は、専門家に依頼しましょう。
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方法 5
方法 5 の 5:

エンジンオイルの入れすぎを防ぐには?

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    取扱説明書で必要なエンジンオイルの量を確認しましょう。自分でオイル交換を行う場合は、エンジンの大きさと適切なエンジンオイルの量を知る必要があります。取扱説明書に従い、新しいエンジンオイルを入れる際は、量を慎重に確認しましょう。オイル交換が終わったら、オイルレベルゲージでエンジンオイルの量を確認します。
    • ほとんどの車には4~7リットルのエンジンオイルが必要ですが、正確な量はエンジンの大きさによって異なります。エンジンが小さいほど必要なオイルの量は少なくなります。
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    専門家にオイル交換をしてもらった場合も、オイルレベルゲージで量を確認しましょう。専門家でも間違えることがあるので、オイル交換後にはエンジンオイルが適量であることを確認すると安心です。また、数百キロ走行するたびに量を確認するとよいでしょう。[12]
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共著者 ::
自動車整備士
この記事の共著者 : Tom Eisenberg. 自動車業界にて10年以上の経験を持つトム・アイゼンバーグはカリフォルニア州ロサンゼルスにあるタイヤサービス専門店「West Coast Tires & Service」にてマネージャーを務めています。同店はAAA認可修理店であり、自動車タイヤ業界の専門誌「Modern Tire Dealer Magazine」より、国内におけるトップ10タイヤサービス業者の1つに選ばれています。
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