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名詞 編集

はしか麻疹痳疹

  1. 麻疹ウィルスによる伝染病で紅い発疹が特徴。非常に感染力が強く、重篤合併症を引き起こすこともある。ワクチンによる予防が可能。感染しやすい一方で、乾癬発病後回復すれば終生免疫を得ることができるため、若年期に誰でも熱狂する現象の譬えに用いられる。
    • 江戸表から、大坂、京都は言うに及ばず、日本国じゅうにあの悪性の痲疹はしかが流行して、全快しても種々な病に変わり、諸方に死人のできたこともおびただしい数に上った。(島崎藤村『夜明け前』)